世界一首の長い動物

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種小名 camelopardalis はラテン語で「ヒョウ柄のラクダ」を意味する。 日本名は鄭和が連れ帰ったキリンを「麒麟」として永楽帝に献上した故事にちなみ、近代になって命名されたものである。ちなみに、現代中国語ではキリンを「長頸鹿」と呼んでいる。

長い首をもつ最も背の高い動物であり、オスの体高は平均5.3mに達する。見た目から細い印象があるが、体重が1tを超す場合も多い。殆どの哺乳類と同様、頸骨(けいこつ)の数は7個である。長い首は一つ一つが大きい頚骨と、それに伴い発達した筋肉で支えている。時速50キロ程度で走ることができるが、足が長いため加速性は悪い。ライオン等に襲われた時には、リーチを活かしてキックで応戦することもある。

長さ約40cmの長い舌を持ち、この舌でからめ取るようにして高い所にある木の葉を食べている。オス、メスともに頭に2〜5本の皮膚におおわれた角がある。体は黄褐色の地に茶色のまだら模様になっている。 心臓から脳までの高低差は約2mあるが、動物の中で最も高い血圧を有しており、脳まで血流を押し上げることができる。首の血管には弁がついており、血液が逆流することを防いでいる。

キリン科に属するキリンとオカピの後頭部には「ワンダーネット(奇驚網)」と呼ばれる網目状の毛細血管が張り巡らされている。この「ワンダーネット」が急激な血圧の変化を吸収するため、急に頭を上げ下げをしても、立ちくらみをすることがない。 脚が鬱血しないように、皮膚が硬質化している。 鳴き声は牛と同じで「モー」と鳴く。ただし滅多にその鳴き声を披露することはなく、動物園の飼育員ですらごくごく稀にしか聞けないという。

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